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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科77巻12号

2023年11月発行

文献概要

特集 意外と知らない小児の視力低下

小児の眼鏡処方のコツ

著者: 四宮加容1 直江幸美2

所属機関: 1徳島大学大学院医歯薬学研究部眼科学分野 2徳島大学病院視能訓練部

ページ範囲:P.1453 - P.1459

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●小児への眼鏡処方では,弱視や斜視の有無,調節麻痺薬の選択,適切な度数と瞳孔間距離の測定が重要である。

●本人と保護者の理解と協力が不可欠である。

●処方した後も定期的に装用状態の確認を行う。

参考文献

(https://www.aao.org/education/preferred-practice-pattern/pediatric-eye-evaluations-ppp-2022:閲覧日2023年8月25日)
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4)森 隆史・八子恵子・飯田知弘・他:乳幼児に対する1%アトロピン点眼液を用いた調節麻痺下の屈折検査.眼臨紀1:157-160,2008
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6)田淵昭雄:眼の形態学機能的発達.小児眼科1 植村恭夫(編):新臨床眼科全書 第5巻A,31-56,金原出版,東京,1990
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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