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あとがき
著者: 西口康二
所属機関:
ページ範囲:P.404 - P.404
文献購入ページに移動 本号から,第76回日本臨床眼科学会での原著論文の掲載が始まり,「特別講演」以外に10報が掲載されました。「特別講演」は京都大学の辻川明孝先生に「網膜静脈閉塞症の病態理解と治療戦略」というタイトルでご寄稿いただいきました。辻川先生はOCTと抗VEGF薬の登場による網膜静脈閉塞症の治療の大きな変遷を自ら体験し,特に企業との共同研究で世界最先端を行く医療機器の性能をフルに生かして,斬新な病態概念を提唱しつつ,国産の医療機器の開発に大きく貢献されてきました。特に,病理画像に迫るレベルのイメージを描出可能なAO-OCTには驚くばかりです。画像が好きな「ビジュアル系」の先生なら,きっと満足されるお勧めの内容です。
今回で30回目を迎える「国際スタンダードを理解しよう!近視診療の最前線」の連載では,森山無価先生の「後部ぶどう腫—3D MRI」という論文を掲載させていただきました。論文では強度近視眼の眼球形態を,MRI画像を用いて3次元再構築し,眼球全体を俯瞰的に見たうえで導いた後部ぶどう腫の形体分類と従来の検眼鏡的な形体分類の比較が紹介されており,図が多く非常に分かりやすく解説されています。
今回で30回目を迎える「国際スタンダードを理解しよう!近視診療の最前線」の連載では,森山無価先生の「後部ぶどう腫—3D MRI」という論文を掲載させていただきました。論文では強度近視眼の眼球形態を,MRI画像を用いて3次元再構築し,眼球全体を俯瞰的に見たうえで導いた後部ぶどう腫の形体分類と従来の検眼鏡的な形体分類の比較が紹介されており,図が多く非常に分かりやすく解説されています。
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