文献詳細
文献概要
連載 Clinical Challenge・40
新生児の角膜混濁
著者: 加山結万1 山口剛史1
所属機関: 1東京歯科大学市川総合病院眼科
ページ範囲:P.823 - P.825
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患者:生後28日
症状(主訴):なし
現病歴:在胎36週,2,046g,正常経腟分娩で出生。出生直後に右眼の角膜混濁を認めていた(図1)。低出生体重児,代謝性アシドーシス,高尿酸血症,未熟児貧血のためNICUに入院し,右角膜混濁については新生児科にてTORCH症候群の精査を行ったが有意な所見はなかった。全身状態良好であったため日齢23で退院した。右角膜混濁について精査のため眼科に紹介され受診した。
既往歴:周産期切迫早産,低出生体重児。小児科で全身疾患なし
家族歴:なし
患者:生後28日
症状(主訴):なし
現病歴:在胎36週,2,046g,正常経腟分娩で出生。出生直後に右眼の角膜混濁を認めていた(図1)。低出生体重児,代謝性アシドーシス,高尿酸血症,未熟児貧血のためNICUに入院し,右角膜混濁については新生児科にてTORCH症候群の精査を行ったが有意な所見はなかった。全身状態良好であったため日齢23で退院した。右角膜混濁について精査のため眼科に紹介され受診した。
既往歴:周産期切迫早産,低出生体重児。小児科で全身疾患なし
家族歴:なし
参考文献
1)Yang LL, Lambert SR, Lynn MJ et al:Long-term results of corneal graft survival in infants and children with peters anomaly. Ophthalmology 106:833-848, 1999
2)Elbaz U, Strungaru H, Mireskandari K et al:Long-term visual outcomes and clinical course of patients with Peters anomaly. Cornea 40:822-830, 2021
3)Soh YQ, Mehta JS:Selective endothelial removal for Peters anomaly. Cornea 37:382-385, 2018
4)Ramappa M, Chaurasia S, Mohamed A et al:Selective endothelialectomy in Peters anomaly:a novel surgical technique and its clinical outcomes in children. Cornea 41:1477-1486, 2022
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