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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科77巻7号

2023年07月発行

文献概要

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あとがき

著者: 黒坂大次郎

所属機関:

ページ範囲:P.944 - P.944

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 2023年のゴールデンウィーク(GW)明けとともに新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行され(インフルエンザと同様の分類),マスク着用は個人の判断となった。GW中は各地で人がにぎわい,海外からの観光客も,中国からの方を除き,よく見かけるようになった。私のいる盛岡は,米国のニューヨーク・タイムズ紙により「2023年に行くべき世界の52か所」に選出され,その影響なのか特に多くの方を見かけた。

 今後は学会の現地参加も増えていくと思われる。思えばこの3年間は様々な制約があり,学会発表をオンラインで行ったことがあっても,実際に多くの方の前でリアルに発表した経験がない専門研修医が多くなってしまった。もう何回もリアルに学会に参加し,発表した身には,オンラインは新鮮で,スライドなども会場で見るより見やすく,飛ばしたりもできるので便利であった。だが,実際にリアルに学会に参加すると,学会場までの移動は時間的にも経済的にも負担が大きいものの,やはりオンラインとは違う良さがあることに気がつく。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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