文献詳細
文献概要
特集 今,あらためてコンタクトレンズについて学ぼう! 【実際のコンタクトレンズ】
老視眼に対するソフトコンタクトレンズ処方
著者: 樋口裕彦1
所属機関: 1ひぐち眼科
ページ範囲:P.40 - P.47
文献購入ページに移動●SCLによる老視対策にはいくつかの方法があり,それぞれ一長一短がある。
●長所や短所を理解しておけば,患者に最も適切な方法を提案することは可能である。
●遠近両用SCL処方の際は,あらかじめ見え方の特徴と限界についてよく説明しておく。
●長所や短所を理解しておけば,患者に最も適切な方法を提案することは可能である。
●遠近両用SCL処方の際は,あらかじめ見え方の特徴と限界についてよく説明しておく。
参考文献
1)Morgan PB, Woods CA, Tranoudis IG et al:International Contact Lens Prescribing in 2022. Contact Lens SPECTRUM 38:28-35, 2023
2)稲葉昌丸:年齢・性格・生活習慣などを知る.大橋裕一(編):専門医のための眼科診療クオリファイ6 コンタクトレンズ自由自在.61-65,中山書店,東京,2011
3)Gupta N, Naroo SA, Wolffsohn JS:Visual comparison of multifocal contact lens to monovision. Optom Vis Sci 86:e98-e105, 2009
4)神谷和孝:コンタクトレンズ用語集(第37回) 遠近両用コンタクトレンズ(同時視型).日本コンタクトレンズ学会誌64:40,2022
5)塩谷 浩:老視に対する多焦点コンタクトレンズ.あたらしい眼科37:1519-1525,2020
6)柳井亮二・相良絵見・植田喜一・他:照準線共軸型遠近両用ソフトコンタクトレンズ装用時のコントラスト感度の低下について.日本コンタクトレンズ学会誌43:163-168,2001
7)植田喜一・佐藤里沙・柳井亮二・他:デザインの異なる遠近両用ソフトコンタクトレンズのコントラスト視力.日本コンタクトレンズ学会誌44:211-215,2002
8)Nti AN, Gregory HR, Ritchey ER et al:Contrast sensitivity with center-distance multifocal soft contact lenses. Optom Vis Sci 99:342-349, 2022
掲載誌情報