icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科78巻1号

2024年01月発行

文献概要

特集 今,あらためてコンタクトレンズについて学ぼう! 【合併症】

コンタクトレンズ関連角膜感染症への対応

著者: 三笘香穂里1 近間泰一郎1

所属機関: 1広島大学大学院医系科学研究科視覚病態学

ページ範囲:P.70 - P.75

文献購入ページに移動
●CL関連角膜感染症の原因微生物としては緑膿菌とアカントアメーバが多い。

●CL関連角膜感染症への対応ではCLに関する詳細な問診が重要である。

●眼科定期受診をしていないCLユーザーも多く,啓発活動が重要である。

参考文献

1)松澤亜紀子:コンタクトレンズ.医学と薬学80:47-52,2023
2)東原尚代:カラーコンタクトレンズの種類.あたらしい眼科35:1451-1457,2018
3)植田喜一:コンタクトレンズ関連角膜感染症の対処.眼科グラフィック6:291-295,2017
4)感染性角膜炎全国サーベイランス・スタディグループ:感染性角膜炎全国サーベイランス-分離菌・患者背景・治療の現況.日眼会誌110:961-972,2006
5)宇野敏彦・福田昌彦・大橋裕一・他:重症コンタクトレンズ関連角膜感染症全国調査.日眼会誌115:107-115,2011
6)重安千花・山田昌和:コンタクトレンズによる重篤な眼障害の全国調査より得たこと.臨眼76:1193-1199,2022
7)Mitoma K, Chikama T, Toda R et al:Usefulness of smear microscopy for therapeutic decision-making in patients with infectious keratitis. Jpn J Ophthalmol 67:570-577, 2023
8)Nakano S, Tomaru Y, Kubota T et al:Evaluation of a multiplex strip PCR test for infectious uveitis:a prospective multicenter study. Am J Ophthalmol 213:252-259, 2020
. Jpn J Ophthalmol 51:292-294, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?