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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科78巻2号

2024年02月発行

文献概要

連載 Clinical Challenge・47

活動期炎症眼の緑内障治療

著者: 森和彦12

所属機関: 1バプテスト眼科長岡京クリニック 2京都府立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.148 - P.152

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症例

患者:50歳台,男性

現病歴:201X年1月頃,両眼の結膜充血と眼瞼周囲に発赤が出現したため,近医にて抗菌薬と抗アレルギー薬を処方。4月,巨大乳頭形成と眼脂を認め,春季カタル疑い。7月,虹彩炎と角膜後面沈着物が出現,上皮剝離,眼圧上昇(30mmHg)を認めたため,ヘルペス虹彩炎が疑われた。9月,角膜輪部疲弊疑いと眼圧コントロール不良にて紹介受診となった。

家族歴・既往歴:特記すべきことなし・誘因なし

参考文献

1)Chan LS, Ahmed AR, Anhalt GJ et al:The first international consensus on mucous membrane pemphigoid. Arch Dermatol 138:370-379, 2002
2)Schmidt E, Zillikens D:Pemphigoid diseases. Lancet 381:320-332, 2013
3)樋野景子・森 和彦・外園千恵・他:羊膜移植併用線維柱帯切除術を施行した薬剤性偽眼類天疱瘡の1例.日眼会誌110:312-317,2006
4)Sainz de la Maza M, Tauber J, Foster CS:Cataract surgery in ocular cicatricial pemphigoid. Ophthalmology 95:481-486, 1988
5)Geerling G, Dart JK:Management and outcome of cataract surgery in ocular cicatricial pemphigoid. Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 238:112-118, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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