文献詳細
連載 イチからわかる・すべてがわかる 涙器・涙道マンスリーレクチャー・16
文献概要
●流涙症をきたす慢性涙囊炎の原因には鼻・副鼻腔疾患が含まれる。
●鼻・副鼻腔の治療歴の問診が重要である。
●涙器に関して侵襲のある治療(涙囊鼻腔吻合術:DCR)を行うときには,涙器周囲の病変の有無をCTなどでの精査が必要である。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年3月)。
●鼻・副鼻腔の治療歴の問診が重要である。
●涙器に関して侵襲のある治療(涙囊鼻腔吻合術:DCR)を行うときには,涙器周囲の病変の有無をCTなどでの精査が必要である。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年3月)。
参考文献
1)MaCaffrey TV, McDonald TJ:Sarcoidosis of the nose and paranasal sinuses. Laryngoscope 93:1281-1284, 1983
2)大塚康司:鼻腔サルコイドーシス.耳鼻咽喉科免疫アレルギー37:25-27,2019
3)横井秀格:鼻副鼻腔サルコイドーシス.耳鼻咽喉免疫アレルギー37:245-252,2019
4)今岡理仁・竹林宏記・前田英美・他:涙囊鼻腔吻合術を施行した鼻腔サルコイドーシスの2例.耳鼻咽喉科臨床115:407-412,2022
5)雜賀太郎・兵 行義・宇野雅子・他:診断に苦慮した副鼻腔限局型多発血管炎性肉芽腫症例.日本鼻科学会会誌54:117-123,2015
掲載誌情報