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連載 Clinical Challenge・51
ステロイド点眼に反応しにくい周辺部角膜潰瘍
著者: 北澤耕司1
所属機関: 1京都府立医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.665 - P.668
文献購入ページに移動患者:27歳,男性
主訴:右眼の羞明
現病歴:1か月ほど前に右眼の違和感を自覚し軽度の結膜炎を認めた。その後,徐々に眼痛および羞明が増悪したため近医眼科を受診した。右眼の角膜周辺部に潰瘍形成と結膜充血を認めたため,1.5%レボフロキサシン点眼4回/日,0.1%フルオロメトロン点眼4回/日が開始された。数日後の再診を指示するも2週間受診がなく,再診時にも改善を認めなかったため,京都府立医科大学附属病院へ紹介され受診となった。
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