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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻1号

1954年01月発行

臨床實驗

流涙症の統計的一考察

著者: 有村正明1

所属機関: 1國立福山病院

ページ範囲:P.28 - P.32

文献概要

 眼科臨床上流涙を主訴として來る者が割に多く特に冬期は外來患者の何%かがこれで占められている。併し一般には涙腺と涙道の機能異常に其の原因を求め,且つ兩者の間は各々獨立した疾患として治療の對照になる弊におちいりやすい。そこで私は涙腺機能検査をSchirmer氏の變法で,涙道の通過機能を「フルオレスチン」微量結膜滴下法で,又涙道の通過性を涙道洗滌法で検し併せて結膜,角膜の肉眼的觀察を夫々同一患眼について行い,其の結果を綜合して流涙症の實體について考察を加えた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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