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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻11号

1954年11月発行

臨床実験

再び視束症状に対する用語について

著者: 桑島治三郞1

所属機関: 1東北大学,長町分院

ページ範囲:P.1087 - P.1091

文献概要

1)「視神経炎」の用語廃棄を提案する
 さきに私は視束症状に関する用語をとりあげ,乳頭炎と乳頭浮腫(=欝積乳頭),球後視束炎と球内視束炎,視束萎縮と乳頭の槌色(=蒼白)などの用語は,それぞれ厳密に規定されたそれらの医学的内容に従つて.それぞれの場合に応じて適確に使いわけるよう,本誌をかりて提案をこころみた1)
 わが国で,視束炎の問題に関する解ぎがたい混乱を整理するためには,欠くことのできない基礎条件のひとつが,まず,ここにあると信じたからである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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