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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻12号

1954年12月発行

文献概要

臨床講義

眼科領域よりみた高血圧症—第4回四国眼科学会シンポジウム

著者: 水川孝1

所属機関: 1徳島大学医学部

ページ範囲:P.1185 - P.1196

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 戦時中並に終戦直後少なかつた高血圧症が最近極めて増加した様に思えます。それは死亡率の第1位を占めていた結核が卒中にその位置をゆづつた事実よりみても明らかです。吾々眼科医も高血圧症による眼病変をみる機会が多くなつて居る様ですが,昨年の日眼総会で植村教授に眼血圧に就いての特別講演を聞いてから,本問題に関心を持つ様になつたためのみとは思えません。
 漸次増加しつつある高血圧症の診断治療に眼科専門医としても熱意を向けることが必要と思います。幸本日は三国教授のこれに関聯した網膜血管径計測よりみた各種眼疾患の治療について御講演を願い,大いに役立つことと感謝しています。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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