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特集 第7回臨床眼科学會 普通講演
(8)コンタクトレンズのデザインについて
著者: 曲谷久雄1
所属機関: 1順天堂大學眼科
ページ範囲:P.139 - P.143
文献購入ページに移動一般にコンタクトレンズのデザインにはレンズの後面の曲率半徑R2(mm)が條件づけられている場合とR2が自由に與えられる場合とがある。この2つの方法を別の言葉で云えばトライアルセツトのコンタクトレンズを使つて測定處方する場合が後面の曲率半徑R2を測定するのであつて,トライアルセツトを使わずに患者の屈折状態と角膜前面曲率半經γc (mm)とからコンタクトレンズを處方する場含がR2を規定しないケースということになる。從つて前者の方法ではグラスレンズ,後者の方法ではラクリレンズが出來るわけである。
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