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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻2号

1954年02月発行

特集 第7回臨床眼科学會

普通講演

(35)ハイドロコーチゾン療法

著者: 倉知與志1

所属機関: 1金澤大學眼科

ページ範囲:P.251 - P.253

文献概要

 この數年間に,眼科治療法には,コーチゾンによる一大躍進が齎されたが,更に最近の約1年間は,ハイドロコーチゾンに注目する人が多くなつた樣である。その理由は,コーチゾンよりもハイドロコーチゾンの方が,臨牀的効果に於て勝れる場合があると報ぜられたからである。
 ハイドロコーチゾン,即ち,compound F(以下Fと略記)の化學構造式は,既に1938年に,Mason,Hoehn,Kenda 1氏等によつて,com-Pound C, D, E, G等と共に發表ずみのものであるが,臨牀的應用がコーチソン,即ち,compoun-dE (以下Eと略記)よりもおくれたのである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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