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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻2号

1954年02月発行

文献概要

特集 第7回臨床眼科学會 普通講演

(36)"Varidase"の眼科的應用(豫報)

著者: 村山健一1

所属機関: 1三重大學眼科

ページ範囲:P.253 - P.255

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 Titllet,Garner (1933)はβ溶血性連鎖状球菌(以下溶連菌)の産生する或種の物質に凝固人繊維素を分解する物質を見出し,之に對しStrept-cccccal fibrinolysinと名付けたが,その後この成分は人血清中のEugloblinの有する繊維素分解酵素を賦活する觸媒である事が判明し,Christ-ensen and mc Lead (1945)は之にStreptokin-ase (S.K.)と命名した。
 更にSherry,Tillet,Coristensen (1948)は膿の粘稠度を嵩め,且膿汁特有の繊維素の多い凝塊や沈渣の主な成分はFibrinとdesoxyribose-nucleoprotein (D.N.P.)である事を證明し,このD.N.P.を加水分解してプリン基とビリミヂン又クレオサイドに分解する作用を,β溶連菌産生酵素中にある事を見出し,このdesooxyribon-uclerseに對しStreptodornase (S.D.)と命名した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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