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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻2号

1954年02月発行

特集 第7回臨床眼科学會

普通講演

(43)興味ある網膜膠腫の3例

著者: 江口甲一郞1 光星壽美子1

所属機関: 1東京大學眼科

ページ範囲:P.275 - P.279

文献概要

 古くから網膜膠腫は,種々の點に於て論議されているが,最近私共は臨牀的且つ組織學的に興味ある所見を呈した網膜膠腫3例を經驗したので此處に報告したいと思う。
 出生時患眼の異常に氣付き,生後30日目に眼球を摘出して,Retinoblastomaであることを認めたのが第1例,初發症状として前房出血を呈した第2例,及び組織學的にAstrocytoma (trueGtioma)であつた晩發性網膜膠腫がその第3例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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