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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻2号

1954年02月発行

文献概要

特集 第7回臨床眼科学會 普通講演

(48)第一眼位に於ける兩眼網膜對應子午線の相互關係に就て(第2報)

著者: 木村泰三1

所属機関: 1九段坂病院眼科

ページ範囲:P.295 - P.296

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 私は第1報(日眼57巻第2號)に於てMaddox氏正切スカラと小桿とを以て軸廻斜位を測定する方法に就て述べ,更に健常眼者に該斜位を測定した結果,スカラの垂直板で測定した値(γ)と,横板で測定した値(γ')とでは符號及び大さを異にする事が多い事實より,網膜の生理的歪みに言及した。
 此度は健常眼者22名に就き,垂直,水平方向の外に,180°を15°及び30°づつ12或は6等分した斜め方向に於て測定し,各方向に於ける軸廻斜位度の變化より,其の方向の兩眼網膜對應子午線(網膜甥應中央斜識線—假稱)の相互關係を考察せんと試みた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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