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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻2号

1954年02月発行

文献概要

特集 第7回臨床眼科学會 普通講演

(57)手持マグネツトによる眼内鐵片摘出の經驗

著者: 福田恒一 岡田榮 小原弘夫

所属機関:

ページ範囲:P.328 - P.333

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 戰後鐵工業の再興と共に鐵片眼外傷は我々開業眼科醫の所に於ても次第に多くなりつゝあります。眼内鐵片の摘出に對し巨大マグネツトと手持マグネツトが用いられて居ますが前者は巨大で扱いが容易でなく開業醫には用い難いことは周知の事實であります。手持マグネツトは操作簡單でありますが巨大マグネツトの如く強力でないため常に摘出出來るとは限らない缺點があります。
 私共は昭和26年度より所謂大熊式の手持電磁石を使用して眼内鐵片摘出を9症例に實施して良好な成績を得たるをもつてこゝに御報告して御參考に供したいと存じます。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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