icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻2号

1954年02月発行

特集 第7回臨床眼科学會

普通講演

(59)眼瞼血管腫ラヂウム治療により發生した白内障及び皮膚潰瘍の治驗例

著者: 鈴木貴美枝1 豊田兼子1

所属機関: 1東京醫科齒科大眼科

ページ範囲:P.334 - P.338

文献概要

 顔面皮膚血管腫の治療として現今最も効果的なものはラヂウム(以下Ra.と記す)照射であると云われて一般に廣く用いられている。私は最近血管腫治療の目的でa.の大量を照射した爲,長年月を經て發生したものと思われる白内障並に皮膚潰瘍による瘢痕性下眼瞼外反症を發生した患者に遭遇し,水晶體剔出手術及びクラウゼ氏法皮膚移植によつて之等を全治せしめ得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら