文献詳細
文献概要
銀海餘滴
位相差顕微鏡について(1)
著者:
所属機関:
ページ範囲:P.441 - P.441
文献購入ページに移動 1953年度の物理学ノーベル賞がオランダのグロニング大学教授,フレデリツク・ゼルニケに与えられました。ノーベル賞に価するような,そんな大きな功績とは一体何でしようか?それは最近,時折耳にすると思いますが,"位相差顕微鏡"という,すばらしい顕微鏡を,もう約20年ほど前に考案したことでした。
では,そのすばらしい顕微鏡とは一体どんなものでしようか?今まで私達の使つて来た顕微鏡は,皆さんもよく御承知のように,細胞だの,細菌だのを一度フオルマリンやアルコール,或は火焔などで固定をしてからいろいうな色素を使つて染めて見なければ研究をすることができませんでした。
では,そのすばらしい顕微鏡とは一体どんなものでしようか?今まで私達の使つて来た顕微鏡は,皆さんもよく御承知のように,細胞だの,細菌だのを一度フオルマリンやアルコール,或は火焔などで固定をしてからいろいうな色素を使つて染めて見なければ研究をすることができませんでした。
掲載誌情報