icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻3号

1954年03月発行

文献概要

臨床實驗

緑内障に於ける暗順應検査結果

著者: 斎藤規子1

所属機関: 1日医大眼科

ページ範囲:P.449 - P.449

文献購入ページに移動
 緑内障に於て暗順応が低下する事は既にHorn, Loh-mann, Treitel, Mauthen,鎌尾民等により認められ,又Vosslus氏はこの際の光神の降下は視野狭少と規則正しい関係にあると述べている。私は本症に於て暗順応低下と視野狭窄及祝力障碍との関係に就き検討せんとしてナーゲルのアダプトメーターを使用15分毎に60分間検査を施行した。
 検査人数は35名,内,慢性鬱血性緑内障は19眼,単性緑内障は22眼,急性鬱血性緑内障4眼,続発性は5眼,疑いが3眼で以上の検査結果を各々の病類により40分時に於ける網膜の比較感光度の平均値は次の如くである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?