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臨床実驗
Hydrazid内服中に見られた結膜炎に就いて
著者: 佐野公子1
所属機関: 1大阪北野病院
ページ範囲:P.474 - P.475
文献購入ページに移動 最近,結核の新治療剤として注目されている,Isonicotinic acid hydrazidは其の後各国に於いて臨床実験が重ねられ,今日までの所,相当の効果が期待されている。しかも生命に危険を及ぼす様な重篤な副作用は無いと言われているが,稀には一過性の視力障碍,眩暈,便秘,膝蓋腱反射亢進,血中のEosinophilie等を来たす事があると言われている。最近本院に於いてHydrazid内服に関係があると思われる結膜炎の一例を経験したのでこゝに報告する。
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