文献詳細
文献概要
臨床実験
頸部交感神経切除を行い長期間の経過を観察せる脈無し病の3例
著者: 鈴木昭治1
所属機関: 1市立札幌病院
ページ範囲:P.620 - P.625
文献購入ページに移動 主として青春期の女子に発し,特有な眼症状と全身症状を呈する本症に就ては,1908年高安氏の報告以来,諸氏の報告が相ついで見られ,また,1948年本症を所謂脈無し病と命名した清水—佐野両氏の極めて詳細な記載を見ることが出来るが,私は頸部交感神経切除を施行し,比較的長期間の経過を観察した本症の3例をこゝに報告する。
掲載誌情報