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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻5号

1954年05月発行

文献概要

臨床実験

巨大なる眼瞼癌腫の1例及びその転移に就て

著者: 生駒一太1

所属機関: 1久留米大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.629 - P.631

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 眼瞼に原発する癌腫は大体眼瞼皮膚,瞼結膜,マイボーム氏腺に発するものの3ツに分けられるが,眼瞼皮膚に発するものが最も多い。この眼瞼癌腫は通常その形状からして,
1)扁平型をなし蠶蝕性潰瘍として現れるもの。 2)深部浸蝕型。 3)乳囁腫型。と分類されているが,余は偶々巨大なる結節状乃至癌腫状をなせる眼瞼癌腫に遭遇したので,爰に報告して文献に迫加する次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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