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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻5号

1954年05月発行

文献概要

臨床実験

急性球後視神経炎に於けるスピナール・パンピングの効果特に網膜血管径の計測成績

著者: 宮尾重人1 宮尾エツ1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科教室

ページ範囲:P.632 - P.635

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 所謂急性球後視神経炎と云われるものの原因は色々で,従つて種々の療法が試みられているが,最近三井(昭23),鈴木等(昭28)はスピナール・パンピングの有効のことを報告している。然し本法の作用機転は未だ明かでなく,神経細胞賦活と血管拡脹作用によると称せられる。
 私共は最近本症の1例に於て本法を試みて,その効果観察の傍ら,本法により果して血管拡大作用が存するや否やに就き網膜血管徑を計測観察して見たので,以下にその成績を記載する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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