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臨床実験
ヨードピラセトンによる眼窩レントゲン撮影
著者: 池田靜鴻1
所属機関: 1国立熊本病院
ページ範囲:P.684 - P.685
文献購入ページに移動 眼窩の真性腫瘍は極めて多種あり,又これと鑑別すべき脳脱,腦膜脱等もある。これ等の外部からの診断は困難で,手術してはじめて診断のつく事が多く.何かわからずにメスをあてるので,従て不安であり且つ又危険なしとは云えない。故にレ線撮影により間接的に,腫瘍等の部位,大さ出来得ればその形から性質をも推定した上で手術を行いたい。かゝる目的から家兎眼の球後に造影剤を注入し,レ線撮影を行い,次の様な結果を得たので報告する。
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