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臨床実験
眼窩及び其他骨組織に現われた多發性骨髓腫の1例並にP32使用経験
著者: 橋本豊島1 淸水金郞1
所属機関: 1東京医大眼科教室
ページ範囲:P.686 - P.689
文献購入ページに移動 多発性骨髄腫はKahler氏病とも称され甚だ稀な疾患である。1864年にVirchowが骨髄から発生する腫瘍のある事を予想して,之れを骨髄腫と呼ぶ様に提唱した。所が1873年にRustitzkyが始めて之れの症例を報告し,次で1889年にKahlerが詳細な報告をした。最近我々は骨髄腫の為に眼症状を来した症例に遭遇したので報告し,症例を追加する次第である。
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