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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻9号

1954年09月発行

臨床実験

強度遠視の1例

著者: 平越富規枝1

所属機関: 1大阪市立医大眼科

ページ範囲:P.925 - P.926

文献概要

 遠視は元来その度の弱いものでも先天性に眼球の発育が不充分なものとされているが,なかんずく強度遠視は著明な先天異常で,小眼球,小角膜を伴い,角膜混濁や白内障,時にはブドウ膜や視神経の欠損等の合併症を有する事が多く,むしろ合併症がなく単に強度の遠視のあるものは非常に稀なくらいである。最近私は,ほとんど合併症のみられない強度遠視の1例に遭遇したのでこゝに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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