icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻9号

1954年09月発行

臨床実験

搏動性眼球突出症の2例

著者: 遊佐満1 庄司功1

所属機関: 1東北大眼科

ページ範囲:P.959 - P.962

文献概要

 眼球突出,眼球及びその附近の搏動,眼窩部に於ける騒鳴を主徴とする搏動性眼球突出症は,既に1800年の後期に於て,内頸動脈の海綿洞への破裂による動静脈瘤の形成がその原因である事が確定されて居り,Benjamin Traversの報告を初めとし,欧米では頗る多数発表されて居るが,本邦では比較的少く,文献に見出されたものは38例にすぎない。
 私共の教室に於て経験した2例を迫加報告し,併せて本邦に於ける症例の統計について述べたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら