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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科8巻9号

1954年09月発行

文献概要

臨床実験

日置式色覚計(偏光アノマロスコープ)の檢討(その1)—色合せ野に就て

著者: 飯沼巖1 安藤純1

所属機関: 1和歌山医大眼科

ページ範囲:P.969 - P.972

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 最近,中村康教授及び東大工学部日置隆一助教授の色覚計の協同研究により,偏光を利用してNagel氏式の欠点を改良した優秀なアノマロスコープが出来た。之に関しては,既に初田氏が本誌上にその試作品に就て紹介せられたので周知のことと思う。
 私共は本品の製品第1号を得,約1年間使用して色々と考察してみた結果,初田氏の紹介になかつた長所を発見したので,省改良さるべき1,2の欠点と共に,参考迄に,述べて見たいと思う。我国に於て考案製作せられた外国にほこるべき優秀な機械として,益々改良完成せられんことを望むからである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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