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臨床実験
手持眼底写真機に就いて
著者: 野寄達司1
所属機関: 1順天堂大学医学部眼科
ページ範囲:P.85 - P.90
文献購入ページに移動 眼底写真撮影法は最近感光材料の進歩に伴い,益々改善されかなり立派な写真が得られるようになつた。特に欧米では眼底撮影はあらゆる面に広く用いられ始めて来つつある。現在行われている撮影方法はすべて大型検眼鏡を利用するものであつて,1925年に発表された有名なZeiss-Norden-sonのFundus Camera,又はその改良型を使用するのが通常である。
しかしこれらの大型眼底写真機はかなり高価であり,携帯不能で,又臥位の患者には使用することが出来ない。従つて我々臥床医家が外来で手軽に確実に撮影することは不可能である。
しかしこれらの大型眼底写真機はかなり高価であり,携帯不能で,又臥位の患者には使用することが出来ない。従つて我々臥床医家が外来で手軽に確実に撮影することは不可能である。
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