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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻1号

1955年01月発行

文献概要

臨床実験

散瞳藥鹽酸Phenylephrine (Neo-Synesin)の使用経験について

著者: 桑原安治1 大島勇一1 脇泰三郞1

所属機関: 1慶大眼科

ページ範囲:P.91 - P.92

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 米国に於ては塩酸Phehylephrineは既に米国藥局方藥に指定されNeo-Synephrineの名にて発売されており散瞳藥として一般に使用せられておる。今回同化学藥品を入手する事が出来たので眼底,中間透光体の検査用の散瞳藥として使用した所甚だ便利であつたので茲に報告する次第である。
 実験に使用した藥品は興和化学にて作製したものであつて(品名Neo-Synesin)5%,10%の割合に生理的食塩水に溶したものである。先ず被験者は角膜前房瞳孔等に異常のないもの40名を選び4群に分けた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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