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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻11号

1955年11月発行

臨床実験

腸チフスワクチン予防接種後に現われた特発性葡萄膜炎(原田型)と考えられる治験症例

著者: 松山道郞1 上田富美惠1

所属機関: 1高知県立中央病院眼科

ページ範囲:P.1297 - P.1299

文献概要

 腸チフスワクチン接種後に出現する眼疾患に就ては,眼瞼ヘルペス,角膜ヘルペス,虹彩毛様体炎,全動眼神経麻痺,調節麻痺,その他の報告が見られ萄葡膜炎の例は倉知氏の1例あるのみであるが吾々は最近本ワクチン接種後2回目に突発した高度の葡萄膜炎の症例を経験し種々治療の結果認むべき効果を見たのでここに報告し御批判を受けたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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