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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻12号

1955年12月発行

図譜

黄斑部疾患図譜(6)

著者: 中村康1

所属機関: 1日本医科大学

ページ範囲:P.1359 - P.1360

文献概要

解説
ⅩⅥ)黄斑星芒状白斑
黄斑部に現われる白斑は イ)黄斑部星芒状白斑 ロ)黄斑部不規則白斑 ハ)黄斑部輪状白斑 を大別する。従来星芒状白斑は蛋白尿性網膜炎(現在の高血圧性網膜症)と診断する目標とされたが,類似の白斑は色々な場合に生ずる。即ち神経再発症,乳頭炎,網膜剥離,網膜出血網膜結核等に見られる所見であるから,直ぐに高血圧性網膜症と即断してはいけない。全身の症状を参考にすることが大切である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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