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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻2号

1955年02月発行

文献概要

特集 第8回日本臨床眼科学会 原著〔一般講演〕

(8)短距離(3米又は2.5米)視力表の有用性

著者: 大島祐之1

所属機関: 1東京医科歯科大学眼科

ページ範囲:P.189 - P.193

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 視力表は視力の測定と屈折の自覚的検査に必要不可欠のものであるが,近年遠距離視力の検査距離を3米又は2.5米に短縮した短距離視力表が発売されている。この様に検査距離を短縮した場合の矯正視力並びに調節の変化について先に私は第3回関東眼科集談会に報告した。其後の山地氏の発表によつても,調節に対する補正さえ行えば2.5米用視力表を以て5米用視力表に全く代用し得る如き印象が与えられる。私は更に距離短縮の際の裸眼視力の変化,検査距離変動の影響を検討し,短距離視力表の有用性,使用上の注意を述べたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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