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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻2号

1955年02月発行

特集 第8回日本臨床眼科学会

原著〔一般講演〕

(40)緑内障に対するPenta Pyrrolidinium Bitarlrateの使用経験

著者: 岩田和雄1

所属機関: 1新潟大学眼科

ページ範囲:P.311 - P.317

文献概要

 ヘキサメトニウム塩(C6)の高血圧に対する治療効果に就ては多くの報告があるが,眼圧に就ては余り報告多からず,Cameron and Burn (1952),Barnett (1952), Rycroft and Romanes (1952),吾国では三国教授等(昭28,29)の報告を見るのみである。
 最近May & Baker社研究所より化学構造上C6に類似し更に強力な自律神経遷断剤PentaPyrrolidinium BitartrateがAnsolysenの名称で提供された。本剤の毒性,藥理作用に就てはWien and Mason (1953)の研究があり臨床的にはCampbell Maxwell等の実験があつてC6に勝る事が指摘されているが,眼圧に就ては記載がない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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