icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻2号

1955年02月発行

文献概要

特集 第8回日本臨床眼科学会 原著〔一般講演〕

(48) Lupus erythenatosusの眼底変化に就いて

著者: 加藤格1

所属機関: 1東大眼科

ページ範囲:P.351 - P.356

文献購入ページに移動
 Lupus erythematosus或は最近単にErythe-matodesと呼ばれて居る疾患に特有の眼底変化の現われることは外国に於てはBergmeisterの報告(1929)以来,比較的古くから注目されてAE.Maumenee (1940)をはじめ可成り詳細に研究されている。しかし我国では終戦後はじめて田野氏(1949)が報告し,次いで山本氏(1951,1953),森寺氏(1952)の2氏の報告を見る程度である。最近この疾患は,collagen diseaseの概念と,更にはまたHargraves, Richmond, Morton等のL.E. Cellを中心として,その本質に対する考え方が薪しく検討されて来ているが,私はこの牛年の間に,'東大眼科外来に於て5例の同患者を観察し得たので,それ以前に北野氏が経驗した3例の記録とあわせて,ここに報告しようと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら