文献詳細
臨床実験
文献概要
眼底の乳頭黄斑部領域における網膜面の異常所見,および,恰もそれに対応する盲斑中心暗点の形,以上のふたつの条件が,昔からわが国のいわゆる「軸性視神経炎」ないし「球後(=球外)視神経炎」の診断に,特異な価値をもつものとして重視され,現在も一部の人から承認されている1)〜3)。
しかし,このふたつの条件は,色々な病気や病的状態のもとで,比較的しばしば組合わされる機会があり,決して,視束疾患の診断に特有な価値をもつものではない4)5)。
しかし,このふたつの条件は,色々な病気や病的状態のもとで,比較的しばしば組合わされる機会があり,決して,視束疾患の診断に特有な価値をもつものではない4)5)。
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