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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻3号

1955年03月発行

文献概要

臨床実験

テラマイシンによるトラコーマの集団治療成績(第6報)—0.5%軟膏1日1回及び1日2〜3回点入時成績の比較

著者: 蔡炎山1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科

ページ範囲:P.472 - P.476

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 テラマィシン(TM)に限らず抗生物質をトラコーマの集団治療に用いる場合,この点眼回数を1日何回とすべきかに就ては従来議論のあるところてある。先に教室田辺はオーレオマイシン(AM)を用いて1日2〜3回点入時と1日1回点入時の成績とを比較し,点眼回数に比例して治療効果の挙がるものでなく1日1回点入によつても連続治療して2ヵ月以上に及べば大同小異の成績の得られることを実証した。私は今回TMに就き同様の実験を行つて見たので以下にその成績を記載する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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