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臨床実験
眼底疾患とビタミンB2結膜下注射療法
著者: 小島克1 夏目智惠子1 笹野和子1
所属機関: 1名大眼科
ページ範囲:P.501 - P.502
文献購入ページに移動この広義のビタミンB2も成長促進因子,抗皮膚炎性因子よりなることが着目され,成長促進因子はGyorgy,Kuhnによつて,肝臓,心臓等に含まれる黄色の色素であることが確められ,更に卵白,牛乳等に含まれる黄色色素が量的にビタミンB2の成長促進因子と一致することが明らかにされ,卵白から結晶状に取出されたものは,Ovo-flavin,半乳から得られたものは,(Gyorgy, Ku-hn 1933) Lactoflavinと命名された。Banga,Gyorgy (1932)は豚の心筋から黄色色素,Cyst-flavを得,之がWarburgの黄色酸化酵素(1932)と構造が同じであることを明らかにし,Ku-hn,Rudy (1936)等はFlavinの構造を研究し,GyorgyのCystoflavがRivoflavinの燐酸エステルであることを証明した。
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