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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻5号

1955年05月発行

文献概要

臨床実験

血圧降下剤と網膜中心動脈圧—カリクレイン(附ビール飲用例)

著者: 小島克1 服部知己1 後藤卓尓1 水田喜美子1 小島靖郞1 築山規子1

所属機関: 1名大眼科

ページ範囲:P.783 - P.785

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 「カリクレイン」は,循環系ホルモンで,その作用は,末梢部の皮膚及び筋肉の毛細血管を拡張し又心臟の冠状血管も,肺脳の血管と同様拡張して,これにより血液循環を改善し,循環障得を除去して,生理的に血圧を調節すると云われる。この点に於て,私共は,バイエル会社製「カリクレイン」注射を,高血圧及び低血圧の患者に用い,全身血圧と網膜中心動脈圧の関係を調べた。参考のため,「ビール」飲用の影響も調べ得たので付記する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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