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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻6号

1955年06月発行

文献概要

臨床実験

興味ある経過を取つた交感性眼炎の1症例に就て

著者: 川野博隆1

所属機関: 1鹿児島大学眼科学教室

ページ範囲:P.889 - P.892

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 手術後に交感性眼炎を発現するのは白内障手術が最も多いと言われ,本邦で私が調査した範囲では白内障手術を実施し交感性眼炎を惹起した記載明瞭な報告は36例を数えるが,然し此等は硬性白内障手術後の交感性眼炎であつて軟性白内障手術後のものに就ては報告は無い様である。私は最近主としてコーチゾン軟膏使用に依り起交感眼を摘出せずに良好な経過を取つた交感性眼炎の一例に遭遇したので報告して諸賢の御批判を仰ぎ度いと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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