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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻6号

1955年06月発行

文献概要

臨床実験

Osgood-Schlatter氏病の眼症状

著者: 井上一正1 川崎雅康1

所属機関: 1東京都国保連合会福生病院眼科

ページ範囲:P.898 - P.900

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 Osgood-Schlatter氏病とは1903年亜米利加のOsgood及独逸のSchlatterに依つて初めて記載された疾患であつて,発育期に発病し,レ線所見上脛骨結節の一部が剥離骨折を起し,又は化骨機転が不規則に進行した様な変化を示し,局所の疼痛と膨隆を来し,主に強壮な男児に起り,片側又は両側に見られる。
 其の原因はOsgood-Schlatterは脛骨舌状突起の結合節は抵抗が薄弱であるから軽微の外力によつて骨折が起り上記の変化を来すと主張し外傷説を唱えた。仏蘭西のTrinciは内分泌異常に因るものと主張した。我が国の浅田氏等は脛骨結節部の化骨異常と主張した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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