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臨床実験
アレルギー性眼疾患に対するビスオニンの使用経験
著者: 田地野正輝1 武田朋子1
所属機関: 1新三菱神戸病院眼科
ページ範囲:P.923 - P.925
文献購入ページに移動 アレルギーに起因すると思われる眼疾患は単に眼局部的な治療のみならず,全身的にもアレルギー炎に対して消炎並びに解毒等の作用を有する藥剤の投与が考慮されている。それは局所的病因を除去しても治癒困難な場合が少なく,其の原因に内因的因子,例えば,ビタミン代謝,蛋白代謝脂肪代謝等の不全がより重く関与すると云う考えからである。
此の意味に於て,ビスオニン(山之内製藥発売)は該剤の含有する成分からして,仮令,対症療法の域は脱しなくとも,アレルギー性眼疾患に有効に作用するのではないかと推察して小実験を行つたから其の使用経験を報告したい。
此の意味に於て,ビスオニン(山之内製藥発売)は該剤の含有する成分からして,仮令,対症療法の域は脱しなくとも,アレルギー性眼疾患に有効に作用するのではないかと推察して小実験を行つたから其の使用経験を報告したい。
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