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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻6号

1955年06月発行

文献概要

日本トラホーム予防協会会誌

財団法人日本トラホーム予防協会の再建

著者: 中泉

所属機関:

ページ範囲:P.947 - P.947

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 トラホーム予防協会は大正の初期より数多の先輩の御骨折で,出来ていた。そして戦前はかなり花々しく活動していた。所が第2次世界大戦の為に,破局にひんしてしまつた。誠に残念至極であり,数多先輩に対しても相済まない事であつたので,今回有志の者が相計りこれが再建を企ることとなつた。又国際トラホーム予防協会よりも呼びかけがあり,日本にトラホーム予防協会がないという事も我国の恥となるので早急に再建が計られた。但し取扱者の不なれの為と10年以上の空白の為に仲々再建が困難であつた。今回やつと,任期満了になつていた理事の後任が決定して,やつと登記所の承認を得る事が出来て法律的に登記を完了して再建の第一歩をふみ出す事が出来た。但しまだ行政官庁方面の承認を得られないので,まだ活動迄には日数を要する事と思う。最初よりの重要なる事項を列記して見ると次の通りである。
名称財団法人日本トラホーム予防協会

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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