icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻6号

1955年06月発行

文献概要

日本トラホーム予防協会会誌

これからの「日本トラホーム予防協会」の事業

著者: 中村康1234

所属機関: 1国際眼科学会 2トラコーマ対策委員会 3日本トラコーマ予防協会 4

ページ範囲:P.948 - P.949

文献購入ページに移動
 戦時中日本トラコーマ予防協会の事業は全く窒息の状態でありましたが,中泉行正博士の御努力によつて同協会の再建が出来再び活動し得る状態になりました事は誠に喜しい事であります。オーレオマイシン,テラマイシン,其他の化学抗生物質の発見により,治療上劃期的な効果を示すようになりトラコーマの研究は一寸下火になつたようでありますが,日本国民のトラコーマ罹患率を見ますときは未だ未だ下火になつてはならないのであります。「臨床眼科」誌は其の数頁をさいてトラコーマに関する記事を毎号掲載することになりましたので読者の皆様から論文,意見,記事其他,何なりとトラコーマに関するものを頂きたいと思います。
 先づ私から皆様に御願いしたい事がありますので其から申上げる事に致します。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?