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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻7号

1955年07月発行

文献概要

連載 眼科図譜・23

眼部結核(Eye-tuberculose)

著者: 中村康1

所属機関: 1日本医科大学限科教室

ページ範囲:P.955 - P.956

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 眼結核には内因性のものと外因性のものとがある。内因性のものは多く呼吸器結核の転移症として来る。眼内結核は殆んどすべてが内因性のものであるが,外眼部結核には外因性のものも見られる。
 内眼部結核,角膜結核,鞏膜結核,葡萄膜結核,網膜結核,乳頭結核等と言う場合には淋巴腺の肥大を伴わないが外眼部結核(結膜結核,眼瞼結核)では殆んどすべての例に於て耳前淋巴腺の肥大を伴う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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