文献詳細
日本トラホーム予防協会会誌
文献概要
欧米のトラコーマ研究は極めて低調で,過去2,30年に殆んど進歩しておりません。日本の進歩したトラコーマ学をこの際大いに認めさせる必要があると存じます。外国でも本式にトラコーマと取り組んだLindnerなどは漸くトラコーマの急性発病を認め,最近の氏の教科書には従来のSchleichendと云う言葉を抹殺しております。折角日本で研究され,実証され,外国を追い抜いた学問ですから日本のトラコーマ学者一同の協力を得て世界中から認めさせ度いと存じます。
日眼28巻9月号(宿題報告中)974頁
日眼28巻9月号(宿題報告中)974頁
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