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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科9巻8号

1955年08月発行

私の経験

眼精疲労の検査法及び治療

著者: 井街讓1

所属機関: 1神戸医大

ページ範囲:P.1079 - P.1081

文献概要

眼精疲労の定義
 全身的に,又は眼局所に,或は脳神経系統に種種の違和がある為に,読書其他の眼を使う近業を少し続けると,次第に物がぼんやりとして見えにくゝなり,眼球に緊張感を覚え前頭部,眼球,眼窩深部に疼痛を訴える様になるので,仕事に耐えられなくなる。然し近業を廃すると,此等の症状は忽ち消え,又,近業を始める事により容易に同じ症状が繰り返される。此の様な症状を眼精疲労と云い,原因により,次の様に分類される。
 1.調節性眼精疲労 2.筋性眼精疲労 3.症候性限精疲労 4.神経性眼精疲労 5.不等像性眼精疲労(Aniseikonia) 6.融像力不全による眼精波労

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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