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實驗室より
電氣的機械曲線並に和及差曲線を描記する方法に就て
著者: 松本政雄1 石田絢子1
所属機関: 1前橋醫科大學生理學教室
ページ範囲:P.258 - P.259
文献購入ページに移動 1.緒言
電氣的變化に對する曲線と機械的變化に對する曲線を同時に描記する必要ある場合,例えば筋の動作電位と短縮曲線を同時に描記する樣な場合に於て,電氣的變化をBrawn管で短縮曲線はKymographionを用いて行うと云うことは装置の上からも又實驗操作の上からも相當煩雜である。余等はかゝる際に簡單に機械的變化を電氣的變化に換えてBrawn管に依つて描記する方法を考案し,又之に附隨して2つの機械的變化に依つて生ずる曲線の和及び差曲線,並にVector圖を描く方法を考案したので之等に就いて報告する。
電氣的變化に對する曲線と機械的變化に對する曲線を同時に描記する必要ある場合,例えば筋の動作電位と短縮曲線を同時に描記する樣な場合に於て,電氣的變化をBrawn管で短縮曲線はKymographionを用いて行うと云うことは装置の上からも又實驗操作の上からも相當煩雜である。余等はかゝる際に簡單に機械的變化を電氣的變化に換えてBrawn管に依つて描記する方法を考案し,又之に附隨して2つの機械的變化に依つて生ずる曲線の和及び差曲線,並にVector圖を描く方法を考案したので之等に就いて報告する。
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